カテゴリ:心に響く ( 266 )

結び直された水引

さて 桐箱の中です
f0047623_22270797.jpeg
桐箱を見つけた時期は去年の年末 クリスマスに因んだ水引を掛けてくださった
新たな扉を開ける息子への餞に........と ようやく手渡せる日を迎えたのはクリスマスイヴ

f0047623_22294016.jpeg
そっと蓋を開けた息子には 予想もしていなかった対面となり 驚かせてしまった
f0047623_23283636.jpeg
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼が小学生の頃 家族総出で作家さんのお宅を再訪し ご夫妻から大歓待を受けた日

「僕はこれ!!」と指さした

..........これ って アナタ!! ネ ネダンが!!

弟も妹も 兄に続いて それぞれ指さす

あらら ら ら !

息子2人が生まれた街で出会った作家さん
次男が生まれたばかりの頃 走り回る息子1を連れ 息子2はおんぶで出かけたギャラリー
楠木に彫られた観音像に魅せられ 一週間の会期中4日通った展覧会だった
考え抜いた末 大決断で手元に置くことにして以来 ご夫妻との交流が始まった
仏師として素晴らしい仏さまを彫る他 様々な作品を創り続けた 中野清光氏
出会った場所は 沼津市のほさかギャラリー

毎年欠かすことなく頂戴した版画の年賀状 そして奥様からの手書きのお手紙はLAにまで届いた

沼津を離れた後 関東に移動した時 学齢期に達した子供達と共に懐かしいお二人を訪ねた
三人それぞれが別々の小さい仏さまを指さした後 いつかの日の為に と内緒で手元に取寄せておいた
20年以上前のこと

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思いがけない贈り物を手にした息子1は しばらく沈黙した後
『帰ってから頂くことにします あちらでは空き巣被害も想定内のことなので 盗られたくないから』

f0047623_00272018.jpeg
水引は 再び 結び直された

再び手渡せる日まで

どこにいても 誰の手の中にあっても
中野先生ご夫妻の柔らかな笑顔が重なっている
f0047623_17492529.jpeg


                               (機が熟するに必要な時間の長さは 測り知れないものですね) 




[PR]
by mother-of-pearl | 2018-01-10 01:26 | 心に響く | Trackback | Comments(0)

もう いくつ 寝ると〜

f0047623_09560348.jpeg
慌ただしく秒針が進む日々が続く

林檎の香りに満ちた台所で コーヒーを淹れ 1日が始まる
f0047623_09591042.jpeg
友の優しい手書きの文字から穏やかさが伝わってくる
今朝は贅沢にも無花果を一粒丸ごと頂きます!
今頃は 飛行機に乗り込んでいるはずの 3人を想いながら

楽しかった時間を思い出す
f0047623_10041656.jpeg
一緒にたくさん遊び
f0047623_10173525.jpeg
持参したお弁当を 皆んなでパクパク
f0047623_10045234.jpeg

f0047623_18423342.jpeg
遊び疲れ腕の中で 眠りにつき しばしお昼寝タイム

引っ越し作業で忙しい二人の手伝いに出かけ
出発前に もう一日 息子家族と共に過すことができた

f0047623_10110744.jpeg
生まれた時からずっと一緒だった車にバイバイするのが悲しくて泣いていたね
我が家の3人も むかし同じ反応だったことを思い出した

f0047623_10131585.jpeg
3人仲良く 大きな変化を乗り越えていけるね!
頼もしい後ろ姿を見送った

行ってらっしゃい
新しい世界を楽しんで


もういくつ寝ると〜♪
また会える日までのカウントダウンが始まった



[PR]
by mother-of-pearl | 2017-12-29 10:29 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

ゆずり葉

仕事先から次の仕事先へ
相当な距離の移動が日常化している日々

とは言え 行き先の所番地を頼りに フリーウェイを走るロサンゼルス生活でのストレスとは雲泥の差

20秒の遅延を詫びる都市での移動は まるで魔法の絨毯で旅しているようなもの 
楽勝 楽勝!!

f0047623_12064837.jpeg
小さな草むらに目をやり足を止める数秒は ささやかな気分転換

f0047623_12080473.jpeg
日に日に青空の面積が拡がり キリリと冷たい空気が快い
f0047623_12033670.jpeg
鮮やかな色の対比を見せるゆずり葉は クリスマスの季節に相応しい

子供の頃 『若芽の成長を“見届けた後” 落葉する ので 代々続くようにとお正月飾りに使う』
というような話を母から聞いたことを思い出した
『ん? 若芽はどこ?』

腑に落ちないまま 長年が過ぎていた
帰宅後 ネットで見つけた写真(⬇︎)を見て
ああ!こういうことねー!!
f0047623_13341788.jpeg
いやはや ようやくすっきりしたわ〜(^。^)
次世代の成長をこの目で見届けられたら 
それは確かに有り難いことに違いない


道端の葉っぱを見かけ 我が身に置き換えて 様々な思いがよぎる


上を見 下を見て キョロキョロ歩く癖は
子供の頃からずっとずっと変わらない、、、良くも悪くも(^_-)

f0047623_12091478.jpeg
おやっ! こんな所にいたの??
やった!! 楽しみが増えた〜〜〜!


f0047623_12110543.jpeg



さて 先を急ごう

ある 晴れた日に ひと駅分 歩いた時の雑感さまざま







[PR]
by mother-of-pearl | 2017-12-14 02:02 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

いつものひとり旅 (Fall 2017 in LA)

f0047623_08280610.jpeg
夜景が美しいDTLA(ダウンタウン ロサンゼルスの略 )を通り抜け
f0047623_08302691.jpeg
空港に到着
世界各国の航空機が離発着する巨大な国際空港 L A X
国内各社の航空会社が集まるターミナルを通り過ぎ 大きいU字の底の部分に到着
f0047623_08371606.jpeg
トム・ブラッドリー(Tom Bradley)さんの名前を冠したターミナル
有色民族初のL A市長として能力と人徳を発揮した功績を残した人
ロサンゼルスオリンピック当時の市長でもあった とのこと

f0047623_08392471.jpeg
タクシーはアッと言う間に走り去り またひとりの時間が始まる

f0047623_08403932.jpeg
荷物を転がし 旅客で賑わうロビーを歩き始める
数年前 大改築が終わり 見事に生まれ変わったターミナル
不用な人々を寄せ付けない構造になり 早めに到着するよう心掛ける国際線の利用客としては
毎回 居場所を見つけるのに不便を感じる
f0047623_08422928.jpeg
この国では 様々な場面で必要となる為 左右のポケットに入れていたお札を 静かに財布に戻す時間
触っただけでは分かり難いので 折り方で大きさを変える
二つ折り 三つ折り 四つ折り、、、
よく使う右のポケットには四つ折りの1ドルと二つ折りの5ドル
明らかに大きさが異なるので 間違え難い
(左のポケットの10ドルを使うことは滅多にありませんが)

手渡す時は更に小さく折って そっと渡す

私の代わりに重い荷物を出し入れしてくださって ありがとう
そんな意味ではあるものの 人の行動を値踏みするような気がして 毎回 抵抗感を拭えない、、、

こんな気持ちを体験して帰国すると より大きな笑顔で ありがとうございます!を伝えるようになる

f0047623_08433700.jpeg
多くの航空会社のチェックインカウンターの情報が出るのを 何度か確認しに行く
多数の会社で共有するので 大体位置は決まっているものの 早く行っても他社が使用中

気楽なひとり旅の中で 唯一不便を感じるのはこの時と洗面所に行く時
「荷物 見ててね!」と頼める相手がいないので

それ以外は本当に 徹頭徹尾マイペースで旅をする
好きなタイミングで飲んだり食べたり
問題発生でも 「どうしようかなあ〜」と呟くだけでいい
何よりひとりで移動していると 手助けの手を差し伸べてもらう機会も多い  
( 但し日本には そんなサムライは今ではゼツメツキグシュ)

全くもって 協調性ゼロ人間に成り果ててしまった
f0047623_08452849.jpeg
さて!長い長い通路を進み 搭乗口に向かう

(術後のリハビリ時代には色々な手助けを得て 10ドル札が活躍したものです)

f0047623_08513329.jpeg
再び この青空に舞い降りる日まで Bye now!!

《時系列を無視した旅日記にお付き合い頂き ありがとうございました)

[PR]
by mother-of-pearl | 2017-11-15 01:26 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

始まりがあれば 終わりが来る・・・・・(Fall 2017 in LA)

始まりがあれば 必ず終わりが来る・・・・・・
f0047623_15562035.jpg
f0047623_15571594.jpg
f0047623_15563944.jpg
賑やかなオレンジ色に包まれたハロウィンも あっと言う間に終わった
f0047623_15573410.jpg
そして私も また荷物を詰め直し 空港へと急ぐ
f0047623_15595322.jpg
f0047623_15585300.jpg
間も無く冷たい風が待っている羽田に向かいます・・・・・しばし LAに さよなら またね!!
f0047623_16001366.jpg


[PR]
by mother-of-pearl | 2017-11-09 16:03 | 心に響く | Trackback | Comments(2)

懐かしくも新しいLA様々!  (Fall 2017 in LA)

f0047623_13254845.jpg
Farmer’s daughter hotel

短時間に行きたい場所を効率よく訪ねる
f0047623_13260528.jpg
                                  Farmers Market
かつて 幼い3人の子供を連れて 初めてのアメリカを体験した夏 
東海岸から西海外に移動し 長い夏休み最後の場所のLAで 皆で歩き回った所
今では 新たにファッショナブルなショッピングモール Groveが併設され 更に活気のある楽しい場所になっている
f0047623_13263699.jpg
迷路のようなマーケットの中を通り抜け お気に入りの食べ物(ニューオーリンズ辺りの味 ケイジャン料理)に舌鼓を打つ 
キャットフィッシュ(つまり なまず)ケイがメインの一皿にはジャン風味の味付けとポテトサラダとコーンブレッド
f0047623_13271177.jpg
ダウンタウンにあるリトル東京も懐かしい・・・・
オニヅカストリートはスペースシャトルで犠牲になった宇宙飛行士鬼塚さんの偉業を讃える場所
f0047623_13273257.jpg
小規模ながら日本食品が手に入るスーパーには アメリカ限定販売のウィスキーを見た サントリーの季(とき)
f0047623_13275896.jpg
日本プラザの中には ムカシと同じ櫓がそびえ ここに座って子供達と写真を撮った時を思い出していた
f0047623_13282475.jpg
ある通りは 讃岐うどんやラーメン屋が並び すっかりヌードル・ストリートの様相を呈している
何軒か既に試していて 今日は初めての店に入ってみた
f0047623_13285171.jpg
とんこつスープのラーメンをこちらで食べると 脂が過ぎていることが多いが この店のスープはとても良かった!!
焦がしニンニクの油で黒いスープになっていたが 見た目よりずっと軽く 出汁の効いた美味しいラーメンだった
ランチセットの3個のギョーザも ”正しい”焼き餃子の作り方で 文句無しに楽しめた
(他の店で試したギョーザは ???という焼き方だったりすることもあったので・・・・)
カウンター内で黙々と料理する人に 本当に満足できたことを伝えて チップを少し多めに置いて出る
f0047623_13292009.jpg

あちこちに新築のアパートが立ち並び すっかり雰囲気が変わっていたダウンタウンをこの目で確かめた一日
f0047623_13294336.jpg
見慣れた風景も 右側に写るアパートの存在が(私の目には)新しく 通りも前よりきれいになっていることに気付いた

・・・・・発展を続ける街の変化を 様々な場所で見つける楽しみが増えた

(相変わらず 一方通行が多く 運転するにはドキドキの街であることには変わりがないけれど・・・また 来ようっと!!)
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////



[PR]
by mother-of-pearl | 2017-11-09 15:46 | 心に響く | Trackback | Comments(0)

暮らしの中の色 秋色の赤

f0047623_20125874.jpg
少しの空き時間に 静かに落ち着ける場所を探す

心温まる言葉が綴られた手紙は何通ものメールより重みを感じる
バッグのポケットに入れ 物理的に“そこにある”という実感がうれしい

f0047623_20230716.jpg
夏にはブルーベリーの枝が涼し気にアレンジされていた場所には
キャンドルが灯されたような美しい赤が飾られている
f0047623_20204777.jpg
仕事モードにスイッチを入れ 一足早く教室に明かりを入れる
f0047623_20295334.jpg
貴重な時間を割いて 努力を続ける人達に明るい笑顔が宿るよう  
さて! 今日も頑張りましょうか

f0047623_20322032.jpg
夕日が沈み始めた駅に降りる頃は 今週も無事に終わった安堵でいっぱいになる
f0047623_20353495.jpg
f0047623_20364640.jpg

ふ〜〜っ! 今週も おつかれさま!!

一通の手紙に書かれた言葉が どれだけ大きな推進力になるものかを実感し
週末の夜半には私も秋色の便箋を取り出した
f0047623_02053824.jpg


.....................................................................................................................

[PR]
by mother-of-pearl | 2017-10-01 02:08 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

16年経った今日

f0047623_22185377.jpg
Andrew Wyethの晩年の作品Snow Hill(テレビの画面から)


2001年9月11日
その日 私はアメリカ行きの航空券の手配ができた と電話を貰った

幼かった子供達が描いた絵などを荷物にまとめ
祖母から譲り受けた足踏みオルガンも荷造りしてもらい
大切な荷物は既に運送屋さんに託した後だった

その夜 テレビの画面に写し出された光景は
私自身には 行く手を塞がれてしまう絶望以外の何物でも無かった

16年前の出来事の更に前 1998年の夏 東海岸のフィラデルフィア郊外で8週間を過ごした後
達成感と脱力感を抱えたまま 束の間の息抜きに訪れたニューヨーク

広大なメトロポリタン美術館に圧倒され 憧れのグッゲンハイム美術館やMOMAを心から楽しんだ後
こじんまりしたワイエス美術館にも足を運んだ

有名な『クリスティーナの世界 』は勿論のこと 一枚一枚の絵に描かれた繊細な筆致に引き込まれた

さざ波を描いた絵や 枯れた草むらに下がる烏など 今も強く心に残っている

偶々 日曜日美術館でワイエスを取り上げていて
懐かしく眺めていると
彼の晩年の作品が映し出され 思わず画面の写真を撮った

かつて彼が描いた様々な人が そこに再び表され皆で輪になって踊っている と言う
f0047623_22283926.jpg
右奥には若い頃の彼自身も登場しているらしい

様々な想いを抱き 新しき国を目指して来た人々で成り立っている国が この絵に描かれている

ひとつの柱を中心に 皆が円を描いて踊るワイエスの絵を

複雑な想いで眺めていた

クリスティーナが細い腕で 一歩一歩目指した丘の上の家を
ワイエスの墓標が静かに見つめ続けていることも知った
f0047623_22403890.jpg

f0047623_22410991.jpg

怒涛のような日々を乗り越えて海を渡った後
今はまたこちら側での暮らしも取り戻し
度々 大海原を往き来する暮らし

多様性を 世界のどこよりも具現化している国であるはずなのに

--------言うは易し 行なうは難し--------------

16年の歳月の重さを 改めて振り返っている日
...........................................................................................


[PR]
by mother-of-pearl | 2017-09-11 23:03 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

この夏を忘れない

f0047623_13561411.jpg
f0047623_13564548.jpg
ひいおばあちゃんの温かい手を握り にっこり

f0047623_13575267.jpg
おじちゃんにたくさん遊んで貰ったね
f0047623_14011627.jpg
ずっと前にパパが着た浴衣を着てみた
f0047623_14064645.jpg

これから君が歩いていく道を しっかり見守っているからね!!!

f0047623_14081343.jpg
家族を携え遠い国に飛び立つ決意に満ちた息子1の後ろ姿を頼もしく見ていた

瀬戸内の空の果てに拡がる大空に思いを馳せた波打ち際


f0047623_14110677.jpg
海も空も 、、、、繋がっている


温かい心が集まったこの夏を忘れないでいよう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





[PR]
by mother-of-pearl | 2017-08-18 00:55 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

ばいばい ジーンズ ( ; _ ; )/~~~

f0047623_11255835.jpg
1サイズ緩めのジーンズが 毎日の“部屋着“

帰宅後は即刻ジーンズに履き替える暮らし ン十年
大学に行き一人暮らしが始まった最初の夏休み
ジーンズを履いて帰った私は 両親から“こっぴどく“ 叱られ
『ジーンズ履くなら 買い物について来るな』と拒絶された!

、、、耐え続け (両親の方が ね)ようやく認められ
その後に続く妹や弟たちに 道を拓いたジーンズパイオニアであります

膝をついて拭き掃除などをしていると
だんだん繊維が薄れ やがては 良いアンバイにダメージジーンズに変化する

婚家で履いて 間接的に叱られたほろ苦い思い出も
今は私のダメージジーンズを叱る義両親や父はいないけれど

さすがにお尻部分のダメージはなあ〜〜〜 と自主規制

有難いことに 買い求めたお店で 古着を受け入れてくれる
(この店の製品限定の)ボックスに 2本を放り込んだ後  
近くの新品に目が止まった
f0047623_11404488.jpg
え? これ売り物??


ふ く ざ つ、、、、、



..............??............??..........??...........??..........??...........






[PR]
by mother-of-pearl | 2017-07-17 11:25 | 心に響く | Trackback | Comments(4)