カテゴリ:心に響く ( 284 )

欧州の思い出 ブルージュ 音楽編 

余りにも時間が経ってしまったものの 美しい時間の思い出に しばし お付き合いください

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美しい広場には常に楽の音が響いていた
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宿に荷物を置き 息子達はひと休みしていた時間 昼寝が苦手なバアバ(苦笑)は一人で再び 広場を歩いた
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寒空の下 楽器を奏でるのは また一段と大変な事は 素人目にも明らか
一人の青年が奏でていたのは 無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード
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名のある演奏家の演奏をコンサート会場やCDで聴くのとは 違った感動が身体中に沁み渡る

生涯忘れない演奏となる音楽に出会えた街

一人歩きの街中で閉店中の楽器屋さんも見つけ 相当時間 外から覗き込んでいた不審な東洋人一人・・・
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あの青年もこちらの楽器屋さんにご縁があるのだろうか
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ウィンドウ越しに並んだチェロを見つめながら 色々と想いを巡らす
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翌朝美しい店内を訪れ この街で長年の念願であった指揮棒を一本 手に入れることにしよう🎶🎶
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皆で歩いた3度目の広場は 美しい光に満ちていた
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by mother-of-pearl | 2019-01-14 09:59 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

思いがけない贈り物 チーズ編

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ブリュッセルから直行便で帰国したのは夕方
早朝到着が多かった羽田空港利用とは状況が異なり 今回は荷物の当日配達は無理だった
2つのスーツケースを転がして帰ったので 冷蔵品もすぐに取り出せ冷蔵庫に直行
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あれ?あれれ??右のチーズ買った?
深く考えもせず冷蔵庫に納め ほぼ2週間が過ぎた

ひと息ついた金曜日の夜 大事なチーズにナイフを入れた
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真ん中から切っていくのが私流
以前は中心から放射状に6Pチーズのような切り方だったけれど 最近はこちら
真ん中から切っていき 同じ形の断面をくっつければ乾燥を防ぎ易い

チーズの真ん中の層に散りばめられたトリュフの粒々が本当に良い香り!

「お宅用のチーズを間違って持ち帰ってない?」
今更!な時期になってメールしたら
「持ち帰ってもらう為に買ってあったよ?高いものじゃないし」との返信

小さい頃から変わらないねー
いつもいつも 優しい言葉は照れ臭くて面と向かっては言わない
控え目に 黙って やってくれるんだね
今ではその奥さんも同じタイプの人で 2人揃って静かに優しさを伝えてくれる

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冷蔵パックで持ち帰ったチーズと
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義理の弟お手製のスモークチーズも一切れ添えて キャンドルを灯した

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本格的に始動した仕事の一週間が終わり ほっと一息ついた夜更け

一杯で十分 まわるまわる!🌀🌀
飲み残しの飲み残しでこれ以上はさすがに不味くなるワインを冷蔵庫に納めながら呟く
「明日は寒くなりそうだし ビーフシチューにでも使おうかなぁ」

明日のメニュー 決まり!! 寝よっ!
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by mother-of-pearl | 2019-01-12 01:13 | 心に響く | Trackback | Comments(2)

陽の光

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陽が昇る

ブルージュの運河の彼方の暁を見つめた美しい朝

どこにいても私は私 であり
どんなことがあった日も 陽は沈み また 昇る

当たり前のことの繰り返しの中で ご褒美のようなひとときに出会いながら
今日も明日も 顔を上げ 歩み続けていこう

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2006年に恐る恐る記し始めたブログでしたが 干支が一回りする今も繋がっています
始めるまでは ネットの世界がまるで別物のように思え
オジサンなのに アタシ〜 とか言うヤカラもいるのでは と疑心暗鬼
誰も気にしてないよ と思いつつも 写真のGPSはoffにしたり
年末には“筆を置く”ことを考えていたり
そんな時 新しく繋がるご縁に励まされ 再び顔を上げました

自分がナニモノであるか 本当のココロはどこにあるのか などを不器用にはぐらかしながらも
そこから溢れ落ちる真もあり 
声をかけてくださる方々もあり
浮世を漕いでいくには有り難い力を頂いていることに改めて気付きました

押しも押されもせぬシニアの大台に乗る年を迎えました
体力の衰え始めを自重自覚しながら ボツボツ続けて参ります

ブログを通して出会えた皆さまに感謝致します


今年もよろしくお願い致します








by mother-of-pearl | 2019-01-02 15:33 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

いつかのメリークリスマス 🎶

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仕事を終え駅までの道を急ぐ
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華やかなイルミネーションが煌めく街を足早に通り過ぎる

買い物帰りの田舎町を運転していたある日
信号待ちの交差点で カーラジオから美しい曲が流れた

B'z の いつかのメリークリスマス

青年が愛する人の為にプレゼントを探す情景が描かれている歌詞に引き込まれ
純粋な2人の想いに 何だか温かい涙が溢れた事を思い出す

時を経て 今の私は と言えば
大切な人達に手渡しで心を伝える事ができない距離での暮らしが続いている

大人になった子供たち 
そして 頼りに思う人

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でも 忘れてはいないよ

あなたのこと.............


「クリスマスプレゼントには何が欲しい?」
答えは分かっているはずなのに 毎年同じ質問が繰り返される
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クリスマスムードに溢れる街を 

一人 歩く................🎄⭐︎🎄⭐︎🎄⭐︎🎄











by mother-of-pearl | 2018-12-09 01:27 | 心に響く | Trackback | Comments(2)

術後4年 今日から一人で!

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急に冬の寒さと雨に見舞われた日
股関節置換手術後 4年目の検診に出かけた

手術を決めた頃 駅から病院までの道を 足を引きずりながら歩いていた事を思い出していた
退院後は 杖をつきながら そろそろと歩いて通院していた事が 今はウソのよう
毎月の検診から3ヶ月に一度の検診になり 半年検診になり 4年を迎えた

大きい病院ながら システムが正しく機能し X線撮影からほぼ予約時間に医師の診察 その後の支払いまで 毎回滞りなく進む
だからこそ 検診の日にも仕事を予定できる有り難さに 改めて感謝した

両脚の筋力が均等になり 左右の長さも同じである事を笑顔で確認してくださる
「全て順調に回復していますね!」
いつもの爽やかな笑顔で 心強く励ましてくださった後 急に神妙なお顔になる
「私事ですが 来年3月からシカゴに行くことになりました」

以前から UCLAで学びたいと言う希望を伺っていたので 遂に実現にこぎつけた事を知った

UCLAならロサンゼルスでお会いできる機会もあったのに シカゴは遠い.........
4人のお子さんを連れ ご家族で渡米なさると聞いた 
益々立派な医学者になるであろう後ろ姿を見ていられる幸せを感じた

この4年間 様々な(身体的な)心配事を聞き出しては 対処法を示してくださった
正にホームドクターを持つ安心感で過ごせていた事に気づいた

ちょっと不安な気持ちをすぐに察し 「他のドクターに引き継いでいきますから!」と 半年先の仮予約を入れてくださった

検診後の仕事を終える頃 胸の奥には小さな寂しさが まだ残っていた

帰りの駅で 自分に言い聞かせた
今日から 一人で頑張らなきゃ!
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階段を選んで昇り
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先生から教えられたように 日々の暮らしの中で 筋力(=脚力)を保っていかなければ!


ずっとずっと見守って来てくださったS先生
本当にありがとうございました









by mother-of-pearl | 2018-12-08 00:14 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

故郷 満腹

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朝霧が谷を這うひとときを見つめて過ごした穏やかな朝
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数えきれないほどの 活力の源を貰った3泊4日の密度の濃い時間を思い返していた


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妹の家の庭で 久しぶりに見た石蕗の花
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5月に続き 今回も料理の腕を振るい 大歓待してくれた妹夫婦
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同行した娘には 『LPレコードに針を落とす』という全く新しい音楽の楽しみ方を 見せてくれた
曲は 『勿論』マイルス•デイビス 🎶

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大好きな烏瓜の実を見つけたのは 同窓会の会場の近く
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母と暮らしてくれている妹夫婦の家では 穏やかな時間を過ごしている母に会えた
妹2人とそれぞれの伴侶達にも会い
叔母2人と共に叔父を見舞い、、、、

何かに引き寄せられたように 再会を繰り返した濃密な時間を過ごした

さて メインは高校の同窓会

半世紀近くの時を経て蘇る高校生時代のあの日この日
90歳を超えて尚 矍鑠と壇上に立ち 心に沁みる挨拶をしてくださった恩師の姿に感動
本を著した友...........には 「サインして〜!!(^。^)」路線で
前もって購入して参加したのは私だけだったので 喜んで署名してくれた
教職を早期退職し 法曹の世界を目指したのだと言う
「勉強するのが好きじゃからなー」の一言に
「そうじゃったん??!」と皆が一斉に反応する
自転車通学で真っ黒に日焼けし 体格の良かったダンシは曹洞宗の寺を守る人でもある
宗教だけでは救いきれない と弁護士を目指し
司法浪人中
まだまだ役に立てる時間はある!と断言する明るい表情に心を打たれた


人生が始動する前に出会った友は 皆 重みのあるそれぞれの道を歩んできた穏やかな表情を見せ
互いを愛おしむ優しいオーラに満ちていた

友に会い 家族に会い 故郷の町並みにも再会

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懐かしい人々との再会の時間を思い返しながら空港に向かった

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心の水平軸を確かめることができた気がする













by mother-of-pearl | 2018-11-18 20:02 | 心に響く | Trackback | Comments(0)

故郷へ

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一冊の本をバッグに入れ 西へ飛ぶ

同じ大学に進学した4人を除き 高校卒業以来 初めて再会する同級生達に会いに!

「70年安保改正の年 君達がどう行動するのか見ているよ」
生徒会室で いつも私達の思考回路に刺激を与え続けてくださった恩師達にも会えると聞いた

急速に蘇る友の名前から 一冊の本に辿り着いた
この本の著者は同窓会発起人の一人なので きっと会えるはず

「署名をお願いできますか?」でいくのか
「サインしてもらえなぁい?」でいくのか

会場に入った瞬間 決めよっと!!
何しろ 『高校生の私が下校中 一回でもたこ焼き屋に寄る』か どうかで同級生達がカケをしていた と後々聞いた程の
カタブツ女子だったので ね(^_−)−☆

(ちなみに 下校時に買い食い の経験はゼロ!
お小遣いなんて貰った事が無かったので ね!)

「m-of-pちゃん アンタ変わったなぁ」と言われるだろうな
何しろ 本人が一番驚いてますから........

楽しみっ!!



今夜 仕事の後 羽田空港に直行します







by mother-of-pearl | 2018-11-14 02:16 | 心に響く | Trackback | Comments(0)

お誕生日おめでとう!

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「窓からは山 ドアを開けると海が見えるよ!」
誕生日の朝 仕事に出かける前のひとときを送ってくれた息子2

心を寄せるひとを見つけ 家を出てから様々な苦難を越えてきた君にとって
今朝のこの青空は何よりの清々しい贈り物だね

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「なんか面白い形のネコだけど 味がある」
「そ それはねー リサ•ラーソンと言うフィンランドの有名デザイナーだよ!」
彼女さんお手製の贈り物の写真を見て 交わした会話

料理の仕事に携わるひと らしい
手仕事も器用にこなすひと だと知り
いつか会える日が楽しみな母です

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夜中に緊急事態のSOSメールが届いた 
何故かその数分前に目覚めたのは 正に虫の知らせ?
夜明けを待ち 見知らぬ土地まで新幹線で駆けつけた
(本当は 私も初めての熱中症でグダグダの状態なんだょーとは言えなかった)
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初めて訪ねたのがお見舞い だなんて 心臓が飛び出しそうだった
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後ろ髪も前髪も引かれながら 帰りの新幹線に乗った
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窓から見える風景の些細な光りにさえ 明るい兆しを探し続けた帰り道

.........あれから凄い回復力を見せてくれ ひと安心
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回復期には 2人で海を渡り 長年お詣りしていなかった祖父母の墓参りを果たし
厳島神社のパワーも頂きに行った と言う
きっとその心がけも 回復の源だったと思いますよ

様々な困難を自力で乗り越えながら進む
誰も みんな そうなんだよね

人生が始まったばかりの君に 
心からの声援を贈ります

お誕生日 おめでとう!!
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by mother-of-pearl | 2018-10-18 01:42 | 心に響く | Trackback | Comments(4)

おめでとう

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お誕生日 おめでとう

遠い遠い空を飛び回って仕事を続け 家族を守っている姿を思い浮かべながら

君が生まれた日の事を 思い出している

そんな形で優しさを伝えてくれたりしたね

この絵を見上げる度に 今日も元気で と祈っているよ

私が男に生まれていたら こんな風になりたい
そう話していた通りの人になって見せてくれて

ありがとう

また 一緒に過ごせる時まで
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乾杯は お預け



おめでとう 明日からも 元気で!







by mother-of-pearl | 2018-10-10 05:25 | 心に響く | Trackback | Comments(2)

JOMON

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風格のある美しい建物の階段を上る
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膨大な数の展示物は三部屋に分かれ 勿論 撮影禁止
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往生際悪く 通路から遠目に.........

そう!あの火焔土器に逢う為に やって来た!!

特別展 縄文 1万年の美の鼓動
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上野駅からひたすら歩き 広大な上野公園を通り抜け 道を渡ったその奥の奥に 平成館がある

20年ぶりにやって来た その理由のひとつに この距離があった
炎天下を歩くのは楽ではないものの 20分以上の道のりを歩き続けられることが嬉しかった

圧倒的な数の縄文土器が集結する展覧会は娘から知らされ 
ずい分前にオンラインでチケットを取ってくれていた

人の頭の後ろから垣間見る展覧会には 普段は行かない と決めている
にも拘らず こればかりは見逃すわけにはいかない

大きさも 形も 出土場所も 全てが異なる大量の土器の展示に圧倒されながら
人混みも気にならず 静かに対峙していった
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もう何を見たのか覚えていられない!
せめて と待合室のかべのポスターを写す

一万年以上もの長きに亘った縄文時代の人々の営々として続いていた暮らしの形が パワフルに迫り来る
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突然撮影が許された一角で 人々に混ざり パチリ!
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床に黒いテープが貼られ そのコーナーだけは 撮影許可 という計らいに堰を切ったように群がる


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訪ねた金曜日は遅くまで展示され 夕暮れ時も まだまだ賑わっていた

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ふ〜っと大きく息を吐き 静かに眺めていた水面にアメンボウ!

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振り返った風景はシンメトリーではなく 日本だなぁーと妙に感心する
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むかし子供達とよく訪ねた懐かしい科学博物館の側を通り
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コルビジェさんに挨拶し
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ず〜っと考え続けている人を見上げ 居眠りしてるのかも!と思ってみたり
様々な博物館美術館を眺めながら 上野駅までの道を楽しんだ
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多くの記念グッズが販売されているけれど
物凄い迫力の本物を見た後は 何も要らない

展覧会の図録は娘に譲ることにして 縄文土器を撮り続けてきた小川忠博氏の写真集を一冊
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余りにも知らないことばかり 少し勉強します!

観覧の人は大勢いるけれど 押し合いへしあい ではなく 穏やかな雰囲気が流れていた



いちいち 意味とか考え込んでいないで
与えられた命を ただただ力強く生きていくんだよ!!

名を残す とか 財を成す とか この作品に俺の名を刻む とか は無しで ただ生きる

そんな風に 思えて なんだか心が広々とした



(⬆︎⬆︎ ネットからお借りした情報: 遠方の方は臨場感溢れるレポートをお楽しみください!)




by mother-of-pearl | 2018-08-13 21:40 | 心に響く | Trackback | Comments(6)