2018年 05月 18日 ( 1 )

七島藺 思い出

子どもの頃 真っ直ぐに立ち並ぶ藺草の畑の真ん中を歩いて学校に通った

霧深い朝 辺り一面に白く美しいレースがかかっていた!!!
夢のように美しい 幻想的な風景が 今も鮮やかに蘇ってくる

..........,.,あんなにもたくさんの蜘蛛達が 巣を張り 虫を食べて生きていることを
たった一度だけ この目で見ることができた朝

                  (以下 七島藺のサイトからお借りした写真)
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子供の背丈にもなる藺草の田んぼの真ん中を歩くと まるで自分が縮んだようで本当にワクワクした

小学校2、3年生の頃のこと
ある夏の夜 家族で訪ねた祖父母の家からの帰り道
ふと目を向けた農家の軒先で 両親と作業をする友達に気付いた
断面が三角形の七島藺はそのままでは太くて仕上がりが荒く(粗く)なるので真半分に割く作業がある
ピアノ線を一本張ったような道具で藺草を真半分に割く
言うは易し の作業を10歳にも満たない同級生が黙々とやっていた!
薄暗い土間で 七島藺を編む姿はず〜っと私の目に焼き付いて離れなかった
授業中手を挙げて発表するタイプでは無かった友達が 眩しく思えて仕方がなかった

あの頃は受け継ぐ田圃を持つ同級生がたくさんいた
どっしりと構え 実業を担っていくはずの友達に比べ 農家でも商家でも無い自分は
ただひたすら勉強で成果を上げていくしかないんだなぁ と幼いながら考えるキッカケになった思い出の出来事だった

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このくらいの頭でも そんなことを考えていたんだねぇ








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by mother-of-pearl | 2018-05-18 01:01 | 心に響く | Trackback | Comments(4)