風格のある美しい建物の階段を上る 膨大な数の展示物は三部屋に分かれ 勿論 撮影禁止 往生際悪く 通路から遠目に......... そう!あの火焔土器に逢う為に やって来た!! 特別展 縄文 1万年の美の鼓動 上野駅からひたすら歩き 広大な上野公園を通り抜け 道を渡ったその奥の奥に 平成館がある 20年ぶりにやって来た その理由のひとつに この距離があった 炎天下を歩くのは楽ではないものの 20分以上の道のりを歩き続けられることが嬉しかった 圧倒的な数の縄文土器が集結する展覧会は娘から知らされ ずい分前にオンラインでチケットを取ってくれていた 人の頭の後ろから垣間見る展覧会には 普段は行かない と決めている にも拘らず こればかりは見逃すわけにはいかない 大きさも 形も 出土場所も 全てが異なる大量の土器の展示に圧倒されながら 人混みも気にならず 静かに対峙していった もう何を見たのか覚えていられない! せめて と待合室のかべのポスターを写す 一万年以上もの長きに亘った縄文時代の人々の営々として続いていた暮らしの形が パワフルに迫り来る 突然撮影が許された一角で 人々に混ざり パチリ! 床に黒いテープが貼られ そのコーナーだけは 撮影許可 という計らいに堰を切ったように群がる 訪ねた金曜日は遅くまで展示され 夕暮れ時も まだまだ賑わっていた ふ〜っと大きく息を吐き 静かに眺めていた水面にアメンボウ! 振り返った風景はシンメトリーではなく 日本だなぁーと妙に感心する むかし子供達とよく訪ねた懐かしい科学博物館の側を通り コルビジェさんに挨拶し ず〜っと考え続けている人を見上げ 居眠りしてるのかも!と思ってみたり 様々な博物館美術館を眺めながら 上野駅までの道を楽しんだ 多くの記念グッズが販売されているけれど 物凄い迫力の本物を見た後は 何も要らない 展覧会の図録は娘に譲ることにして 縄文土器を撮り続けてきた小川忠博氏の写真集を一冊 余りにも知らないことばかり 少し勉強します! 観覧の人は大勢いるけれど 押し合いへしあい ではなく 穏やかな雰囲気が流れていた いちいち 意味とか考え込んでいないで 与えられた命を ただただ力強く生きていくんだよ!! 名を残す とか 財を成す とか この作品に俺の名を刻む とか は無しで ただ生きる そんな風に 思えて なんだか心が広々とした (⬆︎⬆︎ ネットからお借りした情報: 遠方の方は臨場感溢れるレポートをお楽しみください!)
by mother-of-pearl
| 2018-08-13 21:40
| 心に響く
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
vivid memories あっこのおれおれ主義 Tangled with... My funny Val... JOURNAL Le C... 一花一葉 うろうろ、ごそごそ。(旧館) 本日の、のんし。 梟通信~ホンの戯言 そして、今日も空を見上げる 小国での日々 第8章 野草風薫 代官山だより♪ ほな、またね! 作りたGirlの★なんで... 更紗の国から BAMBOOROCK 春のよき日に TwoHotchocol... Hello from K... 桃青窯696 choco*photo 疾風谷の皿山…陶芸とオー... day's photo. 私の好きなもの 夢見る頃を過ぎても 一茎草花 +deja+ Aroma Relax 緑と青と茶 つりばな日記 winter's sca... 四季日和 なるようになる・・・ ブルターニュ食堂 そらいろのパレット 春のよき日に vol.2 驢馬の耳 夕暮れしっぽ 身の丈暮らし ~ 築6... 春のよき日に vol.3 外部リンク
検索
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||