ほたるかご と ばあちゃんの思い出

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帰省先で立ち寄った農産物の販売店で 目が釘づけになったものが もう一つ
藁で編んだほたるかご!!!!

棚に飾ってある蛍かごを見て 一気に祖母と過ごしていた遠い日々が甦ってきた

妹が運転する車に乗り 周囲の麦畑の美しさを話していた
「もうすぐ麦秋だねー あの黄色が また良いよね!」と

麦の収穫が終わると麦藁は飼料にしたり 畑に鋤き込む為 ザクザク切られる
「蛍かご 作るから 切ってない麦藁をおくれ〜(=ください の意味)

ばあちゃんに教えてもらいながら ちょっとずつちょっとずつ編み上げていく

、、、でも 何故か仕上げ方を思い出せない
ばあちゃんが仕上げてくれてたんだきっと

生まれてから5歳直前まで 祖父母の家の隣りに住んでいた
(実はそこも祖父母の家の一部だった)
弟が産まれる直前に 同じ町にある家に引っ越した
しばらくはお風呂が使えない家だったこともあり ほぼ毎晩お風呂を貰いに行き 夜道を帰った

5歳を前に弟が産まれ 母は弟を 父は妹を抱っこして夜道を歩いた
あの時 「あ 私は自分で歩いていかないといけないんだな 」と幼いながら心に決めた
ず〜っと心に刻まれている初夏の夜のこと

毎朝 幼稚園に通う道で祖母の家に寄り お弁当を見せる
卵焼きが入っていないと祖母が焼いて入れてくれた
ずっと大切に守ってくれた祖母の影響力は大きく 祖母のように学び 海を越えて生きる人になりたいと思った

祖母から母に渡った指輪を 随分前に貰った
祖母も母も私より小柄なので指輪のサイズ調整を諦め ペンダントトップにデザインした
片方失くしたピアスのブルーオパールと合わせた
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祖母のオパールを身につけ 空を飛ぶ
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若くして命を全うした祖母の50周忌に参列する為に
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「ばあちゃん ただいま!」










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by mother-of-pearl | 2018-05-26 23:28 | 心に響く | Trackback | Comments(8)
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Commented by gaunn at 2018-05-28 09:24
懐かしいホタル籠私も従妹たちとホタル籠を編むことを
教えてもらい編み方は今でも覚えています
日本昔々いいこと沢山ありますね
山田へ麦を植えていて昼間で刈、藁で束にしようと手を
回したらその下にマムシがまあるくなっていってびっくり
したこと思い出します、今は原野になっています。
Commented by unburro at 2018-05-28 10:30
蛍かご、良いなあ。
編み方教室があれば、是非、参加したいものです。
ネットで画像検索したら、各地に色々あることがわかりました。
手前にある馬の細工も、日本だけでなく世界各地にあるようですね。
麦藁、稲藁、木の皮など、それぞれの地域で手に入りやすいもので
道具や玩具を作る文化、大好きです。

葉っぱで食べ物を包んだり、調理したりするのも良いですよね。
昨日は、奈良の名物「柿の葉寿司」を買ってきて食べました。
柿若葉で塩鮭や塩鯖の寿司を包んだ小さな押し寿司です。

朴の葉、柏の葉も良いお皿。
山帰来、桜、椿なども美味しいものを包みますね。
蛍かごを見せていただき、花より団子の私は、
季節毎の美味しいものを思い出しました。
Commented by mother-of-pearl at 2018-05-29 04:12
gaunnさま
今晩は。蛍かごを見て懐かしさいっぱいになりました。
ご自分で編んでいらしたのですね!編み方も覚えていらっしゃるとは素敵!!
近くでしたら教えを乞いに駆けつけたいです。

地面にマムシがトグロを巻いていたとは凄い経験をなさったのですね。
故郷も整備され便利になった反面すっかり変わってしまった所もありました。
色々と心を揺さぶられた日々を過ごしました。
Commented by mother-of-pearl at 2018-05-29 04:13
unburroさま
今晩は。自然の素材を上手く使い様々な器を作ってきた知恵と技に惹かれますね。
子供の遊び道具さえ今となっては美しい伝統工芸品の風格が漂います。
月に2回も法事に呼び寄せられた今月はすっかり忘れていた人々の名前が甦り、
消えそうな職業の事などを思い出しています。
経木屋さんの息子の友達もいました。経木も今となっては美しく貴重な伝統工芸品ですね。

京都は洗練の極みにあり続けている場所ですから、現在進行形で様々な工芸を学べて良いですね!
蛍かごの教室があったら教えてくださいね。新幹線で通うかも!!、、、なんてね!
Commented by namiko at 2018-05-29 10:21 x
はじめまして、5月24.25.26日大分、博多旅行を娘としてきました。
ただ、美味しい名物を食べるふらり旅。
列車から、麦畑が優しい色合いに見えました。私の住む所では、ほぼ水田と果樹、野菜畑。
味噌汁も、麦味噌。
楽し勝った。
最後に、ばあちゃんが店番の所で小石原焼を沢山買って送ってもらいました。宅急便の住所をみて、ずいぶん遠くからと喜んで下さいました。今日着く予定です。
思わず、麦畑の話題にコメントしました。
Commented by mother-of-pearl at 2018-05-29 13:59
namikoさま

コメント頂き、ありがとうございます!
同じ時期に九州を楽しんでいらしたのですね。
小石原焼きや小鹿田焼きの産地の近くで仕事していた事があり、私も何枚か小皿を持っています。
風情のある焼き物ですね。
お求めになったお皿が届いたら、たくさんの思い出と共にお楽しみくださいね。

麦秋!偶々この記事の次に少し写真を載せようと思っておりました!!
宜しければ、どうぞ空からの麦秋もご覧になってくださいね。
ご訪問ありがとうございます。
Commented by hanamomo08 at 2018-06-01 22:00
美しい手仕事にコメントしたいと思いながら遅くなりました。
蛍籠なのですね。
美しいなあ~と何度も眺めました。
我夫も裏の竹薮から竹を切り、竹ひごにしてから鳥かごを作ったことがあるとよく話します。
これは麦の茎なのですね。
稲の藁とはちょっと違った感じに見えました。
東北のものにとって麦はなじみが薄いのです。
それから手前にある馬も麦で作ったものですか?
こちらの角館でイタヤ細工と呼ばれる手仕事があるのですが、そのイタヤ馬にそっくりです。たぶん編み方はあじろ編みかな~。

小鹿田焼も大好きな焼き物です。
リーチ先生も絶賛した焼き物、一枚欲しいな~と思っています。
Commented by mother-of-pearl at 2018-06-02 01:56
hanamomo08さま
麦藁独特の艶が美しいと子供心に思っていました。久しぶりに見ることができて嬉しかったです。
イタヤ細工も色味が渋くて素敵ですよね。

大学出たてに勤めた場所の近くに小鹿田焼きがありましたので、上司が連れて行ってくれました。
刷毛目とトビ鉋という仕上げ方があります。当時は水車を回し陶土を砕いていました。
力強いパターンのお皿ですね。
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