POWERS OF TEN そして 東海の小島の磯の・・

ブログの世界には まるで宙に浮かぶ星のように 美しい光を放つ”小島”が点在する
日々の暮らしの中で 様々な”光る小島”に軟着陸しては 触発され 感動させられている

驢馬の耳のunburroさんの酔芙蓉が描き出してくれた啄木の世界に ここ数日浸っている

      東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる

      東海?ってどこ? 東海地方???
      泣きながら ”大の大人が” 蟹と遊んでるの???? 
      どうした? どうしたの???

そんな風にしか受け止めていかなった私に unburroさんが導いてくれた世界は壮大だった!!
(笑ってしまうほど詩歌の理解力が欠落している私ですので 啄木ファンのみなさん ごめんなさい)

      そこで 思い出したのが 長年の愛読書『POWERS OF TEN』

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敬愛する建築家の一人(二人?) チャールズ・イームズ夫妻の著作
10分の1 100分の1 1000分の1・・・・・とミクロの世界に入り込み
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10倍 その10倍 そのまた10倍・・・・・・・と宇宙に飛び出していく
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この本を手にして快感を覚えたページがある
10の9乗(100万キロメートル)の画像
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と 10のー10乗(1オングストローム)の画像
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が ほぼ同じ!!!

距離をズーム・イン ズーム・アウトし続け見せてくれた絵(写真)に思わず拍手を送った

それは まさに 私が子供の頃 心が塞ぐことがあった時(ほとんど学校での出来事)
日曜日の夕方 一人 家の外のどこかに腰かけ 山の彼方に目を心を飛ばしてみたり
菌糸の世界にどんどん入り込んで行ったりした世界観そのものだった!!

11・12歳頃のこと
がんばれば評価される授業中は楽しかった
その後の休み時間は やっかみで孤立させられる毎日が辛かった 
でもネエチャンとしてはそんなことを口には出せず また学校へ行く・・・・

その頃思いついたのが 『よし!出過ぎた杭になる!!!』

日々の暮らし(子供にとってそれはほぼ学校での生活)に戸惑った時 ずっとずっと遠くの宇宙を想った
そして 足元の木の根の下に潜り蔓延る菌糸になってミクロの世界を楽しんでいた

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さて 若き啄木さん

悩み尽きない青年は 宇宙の視点から太平洋を思い浮かべ 極東の海から島国の日本を思い 
さらに砂浜にズームインしていった のだそうだ

ドナルド・キーン氏の著作のみならず ネット検索した結果多くの人の分析が同じだった

若くして逝ってしまった人生を想うと その短すぎた儚い命に悲しさを感じる
    
(啄木ファンには叱られそうだけれど ”その遊興費”をどうにかしたらよかったんじゃない?とも思うけれどね)


unburroさんのお蔭で 書棚に埋もれていた一冊を取り出し 改めて読み返す機会を頂いた


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マリブの潮騒を思い出し
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そろそろ 異国の空を恋しく思いながら・・・・・

相も変わらず 遠くに心を飛ばすのは得意だなあ と苦笑した                    
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by mother-of-pearl | 2016-09-11 15:13 | 心に響く | Trackback | Comments(2)
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Commented by unburro at 2016-09-11 18:08
ズームイン、ズームアウトの世界、と啄木!
さすが流木民さんです!
リンク頂き、恐縮してしまいます。

小学校高学年から始まり、中学生でピークを迎える
女の子のグループ化現象!あれは、酷いものですね。
古今東西の女の子達の通過儀礼のようなものだ、と
スクールカウンセラーの息子は言います。
(最近は、スマホやSNSで、 もっと過酷になっているらしいです。)

私も、出過ぎることで、あの時期を乗り切ったタイプです。

クラス内の仲良しグループで、出し物をする会とかがあって、
女の子たちが人形劇や、漫才をしている中、
1人で鉢巻をして、『ガマの油売り』の口上をしました!
お土産物みたいなオモチャの刀で、「一枚が二枚、二枚が四枚…」
とかいいながら、半紙を切っていたのですが、
受けたのかどうだったのか、記憶がありません(笑)

その後も、そんなスタンスは変わっていませんね…
高校、大学時代も、男の子と遊んでいるほうが多かったし。
だから、私は「男と女の友情」みたいなものを結構信じています。
イイ感じ、でありつつも、友だち、みたいな付き合いが好きですね。

などという私です。
きっと、私たちは、本当によく似た同志なのでしょうね!

今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by mother-of-pearl at 2016-09-11 22:42
unburroさま
とんでもなくワープしてしまい、啄木もキーン先生も飛んでしまいました。

一人でガマの油売りの口上をする姿を想像し、頼もしく思いました。
大学時代には男子学生と中味の濃い、視野の広い話題に熱中したこと、
男女間の友情は存在すること(但し相手の伴侶に対する配慮は当然ですが)
等々、色々と共通点を感じて頂いて光栄です。

ただ!俳句を読み、文学作品を読み込む力は比べるべくもありません!
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
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