不思議な金の粉が降り注いだ日・・・・・・

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                             小さな “大琳派展”

二度もお出かけになったという方にも触発され 最後の駆け込みでも行ってみたかった大琳派展

その日を 結局諦めてしまった理由・・・・・それは

1人のイスラエル人の女の子との出会い

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心の“日本レベル”が下がってきたかな~と感じた時 ちょっと時間を割いて訪れる所 全国伝統的工芸センター

見事な美しさで 日本の匠の技が 惜しげもなく展示されている場所
一点ものの美術品とは違い “その気になれば”購入も可能である工芸品
美術館で 手の届かぬ超絶技巧にため息をつくより 気が休まることもあり 時々出かける
                        

工芸センターの3階はたくさんの資料を閲覧できる図書室になっていて
その奥には 工芸教室も開かれていることは 最近知ったばかり(残念ながら 来年3月で全て終了するとのこと)
毎週通う教室は 今は全て諦めてはいるけれど 一日体験教室があることを知る
同行のスウェーデン人の友人と二人 参加できる日を相談していた時 声をかけてきた人がいた
『あの・・・私も聞いてみたかったんだけど 説明してもらえませんか?』

聞けば 日本の工芸に興味があり滞在中という彼女は 滞在時間も終わりに近づいている様子

『ちょうど 明日もやってるらしいから 明日来てみたら?』
『でも 日本語分からないし・・・・』

@@@::::****XXXX~~~~!!!!!#####xxxxxWWW^~~~^;

この間 約30秒

考えました だって明日は大琳派展行こうと決めてたんですから~ (~_~;)

30秒後に私の口から出た言葉は  『OK! 明日 私が来ることにするわ!』

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・・・・・で こういうことになりました!

実は 工芸センターの教室の中で 唯一 参加してみたかったのが この沈金教室だったのですから 文句は無い

漆器に惹かれ いつかは と願ってはいた その機会をもらった気がする出会い

漆の板に鋼の刃物で線を入れる練習は 想像以上に難しく 望んだ桜の花びらは とても無理~!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・で 初心者向けの 松 パターン に 挑戦・・・・・・・・・・・
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                   本場の石川県からいらした先生が 最後の仕上げに金粉を施してくださっているところ
                   この後 一晩休ませ 翌日翌々日にかけて湿った箱の中で金を沈ませ ようやく完成 
                   沈金の 文字通りの意味を知った

突然の出会いで “マイ 琳派展”を楽しめてしまった 『ず~っと前の日曜日』

                                       俵屋ご一門には 申し訳ないことをしました・・・が・・・



                       次回は 12月14日(日)15日(月)に参加可能です
                       私は14日(日)にまた行きます!(¥2000で上記の作品制作できますよ)

                                      あ あのう?あなたはもっと上手にできますって!





滞在日数が限られている中で 和紙について知りたいという彼女・Naama(ナーマ)のために
翌日 午後は少し時間があるからと 日本橋の和紙の専門店に同行する約束をして別れた

待ち合わせた場所に 彼女は時間通りに現れた (異国でがんばる そのこと自体に感心する)
彼女が現れる直前に (今度は3分くらい考えた!) 思う事があり電話で確認を取る
そこには 懐かしいイラン先生の声! 10年近く前 書道を習っていた“イスラエル人の先生” 

和紙のお店には自分でも行けるよね?と彼女に英語の説明を渡し 急遽行き先変更!!!

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展覧会に出すために書き上げたものの 当日は既にロサンゼルスに飛んでいた私に後日 荷造りをして送ってくださった先生
『実は僕は頼まれても送ってあげたりはしないんだよ 君は特別だったんだ』と 聞かされた7年前の優しさに感謝!!!
会いたかった先生に こんな形で再会できたのも 結局は ナーマのお陰だったね
そして 彼女とイラン先生の会話の中で イラン先生の家族は イスラエルでは知らない人がいないほど
有名なアーティスト一家であることまで わかってしまって・・・・・仰天!
イラン・ヤニツキー( Ilan Yanizky ) アトリエ
そして作品や活動はこちらでご覧になれます


時折 二人が話していたのは まるで 天国の言葉かと思う程美しい響きの言葉 ヘブライ語

生まれて初めて聞いた この世のものとも思えないほどの 美しい美しい言葉の中で漂っていた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誰かのためにしてあげた と思っていたことが 実は 自分の方がたくさん受け取っていた

まるで おとぎばなしのように 素敵な体験だった

日本を発つ前のナーマからメールが届いていた

『いつかイスラエルに来ることがあったら 絶対知らせてね』 ・・・・・『うん そうするね』
                      
                      彼女に会えたら言おう  シャローム!!!☆☆☆ 


            
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by mother-of-pearl | 2008-11-23 17:10 | 嬉しかったこと | Trackback | Comments(16)
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Commented by smallcountry at 2008-11-23 18:34 x
ふふふ♪ 瞬発力発揮ですね☆
素敵な偶然を間接的にでも体験させてくださってありがとう ^^
若い彼女にとって素晴らしい経験になったことは間違いないでしょうね。
そして大の日本贔屓になったのかな☆ そしてそして
mother-of-pearlさんのネットワークには毎回驚かされます ^^
でも、納得な感じ♪

異国の言葉に耳を傾けるのは私も大好きです。そういう意味でも
ヨーロッパは言葉にあふれているから素敵☆ と思う近年です。 ^^
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-23 18:46
smallcountryちゃん おお!!素早い反応、ありがとうございます!!
(ちょっとびっくりした!そちらこそ瞬発力発揮ですね~)

ヘブライ語、マジ、はまりました。また聞きたい、と心から願っています。
次回ご帰国の際は、是非是非お連れします、この工芸センター。そして
ご希望とあればイラン先生の教室にも。

ヨーロッパの人々との交流を、日々お楽しみくださいね。私もこちらでプチ
欧州を楽しめております。
Commented by twohotchocolates at 2008-11-24 12:50
先日はありがとうございました! あの工芸センターにクラスがあるんですね!素敵! 私も継続する習い事は受講しにくいのですが単発ならぜひトライしてみたいです!
またまた面白い出会いがあったのですね。こんな風にMさんの周りに人の輪ができていくのだなあと思いました。旅で触れる人の優しさや感動は景色以上にその国を印象付けるものだと思います。彼女にとってもMさんとの出会いは魔法のような出来事であったと思います。
私にとってもヘブライ語との出会いは印象的だったのでよく覚えてます。学生時代、NZのバックパッカー宿でてっきりフランスかドイツ辺りと思っていた人達がノートに書いた文字がまるでインドやタイの文字のようで『何語!?』とびっくりしました。音の記憶はありませんが美しいのですね。
Commented by takoome at 2008-11-25 02:07
サワディ〜カ〜
そんな素敵なもんがあるのですか・・・・・・
今度の日本行き,未だ予定無しだけど,予定に入れたいもんですなぁ、^^
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-25 02:40
twohotchocolatesちゃん こちらこそ、ご一緒できて楽しかったです。
工芸のクラス、できたらいらしてみてください。貴重なクラスだと思います。
ヘブライ語、本当に美しい響きでしたよ。まるで“エルフ”たちの言葉かと
思ってしまいました。また、イスラエルの人を見つけたら話してもらおう、と
思っているほど魅了されてしまいました・・・!
文字も綺麗ですよね。イラン先生は、作品の中にヘブライ語で書いてある
ものもありました。
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-25 02:42
takoomeさま こんばんは~
クラスは、残念ながら終わってしまいますが、展示はずっとありますから
次回は是非ご予定に入れてくださいね。 (入場料など要らないところが
また良いのです!)
Commented by いごっそう at 2008-11-25 08:08 x
またまた素敵な出会いと再会があったのですね。
底知れぬmother-of-pearlさんの好奇心?!人間性?!・・・
出来事を見ているだけで、力をもらえる気がします。
さすが東京ですね。いろんな物があるのですね。金沈・・・
そんなクラス、受けてみたいです。
Commented by harunoyokihi06 at 2008-11-25 10:10
いいお話が聞けました。
人は時に何かに引き寄せられるような出会いをしますよね。
ナーマさんとのてあいもきっとそうだったのではと思いました。

沈金・・・すばらしいですね。
忘れていましたが父が元気だった頃石川県の出張先から沈金のネックレスを買ってきました。
20代だった私はその魅力をわかるはずもなく、地味な色合いだったので鏡台の引き出し深くしまいこんでいました。
これから出してみます。
初心者用の模様と言いますが、いい模様ですね。
できばえもすばらしいです。

ヘブライ語文字もきれいですよね。
絵のような流れるような美しい線。
その言葉が流れる空間に私もたたずんで見たいと思いました。
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-27 00:45
いごっそう様 雨が降る肌寒い日の出来事でしたが、心の中は温かい
思い出が残りました。不思議な勢いがあった二日間だったと思います。
(体調が低迷していた時期だっただけに、彼女が輝いて見えました)

その気になって探せば、色々な出会いが待ち受けている機会が多いのは
この都市の特徴なのでしょうか。沈金のクラスはもう一度、受けてみよう
と思っています。いつか、ご案内できたらいいですね。
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-27 00:50
harunoyokihi06さま とても爽やかで、密度の濃い時間を過せたと
彼女との出会いに感謝しています。やりたかったこと、会いたかった人を
連れてきてくれた天使のようでした。行動力があり、礼儀正しく、そして勿論
芸術的なセンスは抜群で、素敵な女性でした。

お父様からの贈り物を再び思い起こしてくださるきっかけになったとしたら
こんな嬉しいことはありません。年を経て、好みが変わり、見直すという
こと、ありますよね。私も、JOYという香水を頂いたままにしていて、最近
ようやく良さが分かってきたところです。(今はむしろ、夢中です)
イラン先生の所へは、また出向いて、次はヘブライ語で書をお願いして
みようと思っています。また、ご報告します。
Commented by cinephile at 2008-11-28 07:23
沈金・・・職人さんだけのものかと思いましたが
習えるようなクラスがあるのですね。
しかし motherさん すごい柔軟性!

ときどきヘブライ語を耳にすることがあります。
とても耳に心地よい音なんですよね。
初めてフランスに来て泊めていただいたフランス人のご夫婦の奥さんもイスラエルへの旅をするというのでヘブライ語を習っていました。
そうそう・・・私、結構イスラエル映画が好きだったりするんですよ。
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-29 01:57
cinephileちゃん 沈金・・・・あくまでも職人さんの技あればこそ、の工芸
です。まるで幼稚園児のお絵かき並みの腕前でも、日本の漆の美しさと
金粉の品位に助けられた結果、です。・・・こんな機会があることを知って
幸運だったと思います。

柔軟・・というか、行き当たりばったり・・・というか。いつもこんな感じ(⌒▽⌒ゞ

ヘブライ語の会話を聞いている時、思い浮かんだのはLOTRのエルフの
言葉でした。きっとお手本のひとつではあると思います。また聞きたいです。
イスラエル映画・・・面白そうですね!
Commented by nageire-fushe at 2008-11-29 09:43
大琳派展は惜しい事をされてしまいましたね。
でも、もっとすばらしい経験と出会いをされたのですね。
工芸センターには、自分もたまに行きますよ。
この前は、和ろうそくを購入しに行きましたよ。
Commented by sarasa-reisia at 2008-11-30 12:54
最初の写真、流木民さん作なんですね!!!
すごい~
それに、とーっても素敵な出会いと流木民さんのアレンジ。
ナーマさん、どんなに嬉しかったでしょう・・・。
ヘブライ語、私も聞いてみたいなぁ^^
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-30 14:29
nageire-fusheさま 大琳派展の会期中に出かけることができなくなり、
本当に残念でした。色々な日本の絵画の中でも、風神雷神の図が大好き
なものでしたので・・・。情報を頂き、刺激を頂いたことに感謝しております。

和蝋燭のコーナーに、私も行きました。館内のボランティアの男性が、特に
熱心に説明してくれた所です。
館内で、ニアミスしていたこともあったのかも知れませんね・・・(^-^)
Commented by mother-of-pearl at 2008-11-30 14:32
sarasa-reisiaさま ちょっとピンボケで写せば、なんとか見られますね。
どなたでもこのくらいは仕上げられるように、親切に教えてくださいます。
次回も、それから最後になりそうな1月のクラスもがんばって行こうと思い
ます。本当に貴重な体験をさせてもらえてナーマに感謝です。

ヘブライ語。本当に美しい響きでした。また聞きたいな、と強く思っています。
イラン先生に頼んで、話してみてもらおうと、悪だくみをしています。
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